Journal 雑記

会津若松の旅 鶴ヶ城→裏磐梯猫魔ホテル

会津若松の旅 ホテル→飯森山への続きです。

あかべぇで鶴ヶ城へ行きました。

飯盛山を堪能しすぎて、時間がありません。この時点で時間は14時半くらい。猪苗代駅にホテルの送迎バスが17時半。それに間にあう電車は、会津若松駅から16時21分発。1時間半の時間。道中なにがあるかわからないし、お城の中見たら、うっかり1時間とか使っちゃうかもしれない・・・。電車乗り遅れたらえらいこっちゃ!と思い、鶴ヶ城は表から見上げ、さくらの時期に来たらもっとキレイに違いない!と想像。でも、せっかくなので、麟閣(りんかく)というところでお抹茶いただきました。

 

入園料200円、お抹茶(茶菓子付)500円です。このおまんじゅうがおいしかったです。生地に「つくねいも」なるものが練りこまれてるそうで、薄皮なのにもちっとして、あんこもお上品な味。

抹茶をいただいた後は、あかべぇに乗って、七日町へ。

ここでは、観光とは言い難い目的。

私が会津へ行こうかな~という話で、大学時代の友人が、とある英語学校で、会津にあるパン屋さんの息子さんと仲良くしていたらしく、元気かな~?とつぶやいたところから、じゃあ、パン食べながら様子伺ってみるね!と、よく考えたら、私とは全く関係のない人を一人でさながらストーキングのようなことをする、というプラン。でも、なんとなく、ガイドブックにはない、ちょっとした冒険心もくすぐられるような気がして、ひそかに楽しみにしておりました。

七日町駅について、右も左もわからず、スマホもいまいち使い慣れてない。なんとなく、人が多そうな方向へ。事前に調べた結果では、この七日町駅から徒歩5~10分くらい。

駅から1ブロック離れたあたりで、ちょっと不安になりかけてたとき、前方から、優しそうな女の人が歩いてきて、目があいました。

冒険心とか言っといて、目があってすぐ、「すみません!喜久屋というパン屋さんを探してるんですが・・・」とさっそくヘルプを求めてしまいました。

すると、その優しそうな女の人は、バッグからガイドブックを取出し、載ってないですね~と。一人旅仲間!と感動していたら、こんどは、その方のスマホで住所検索してくれました。なんかすいません・・と恐縮してると、次のバスまで時間あるからいいですよ~と言ってくれて、よっぽど、パン屋さん一緒に行きますか?って誘おうかと思いましたが、シャイが高じて自粛しました。

教えてもらった道を進んで、パン屋さんに到着。

日曜日は定休日らしく、自分のつめの甘さを痛感しながら、窓から中を眺め、さっきの女のひと誘わなくてよかったな、と心の中でつぶやき、おとなしく七日町駅へ戻りました。

そこから、あかべぇに乗り、会津若松駅へ。

時間は16時。急にボタ雪が降り始めて、風も強くなり、寒さに耐え切れず、近くのパンプキンという喫茶店でコーヒーをいただきました。

おなかすいたな、って思ったけど、ホテルのビュッフェを堪能したいから、我慢。

時間がきたので、電車に乗って、猪苗代駅へ。

大雪でも遅れることなく16時50分に到着。送迎バスが来るまで30分。

猪苗代駅前にあった喫茶店で暖を取ろうと思ったら、もう営業時間は終わってるとのこと。隣にのお土産屋さんを挟んだところに定食屋さんがあって、聞いてみるとそこは開いてました。

寒いから、ストーブのそばへどうぞ、と誘導してもらい、ハンバーグや生姜焼き定食のメニューが並んでるのにもかかわらず、一途に、ホテルのビュッフェがあるから・・・と、ホットココアのみをオーダーしました。送迎バスがくるまで、ストーブそばの席でココアを飲みながら、店内にあったテレビで、お店の人と相撲を見ました。白鵬と、読めない漢字の人との取組をやってました。

バスに乗ってホテルへ。

ちょっと温泉に入って、ビュッフェで、お刺身や中華、喜多方ラーメンなど、たらふく食べました。殻つきのエビのお刺身とパイナップルを非常識なくらいにリピート。おいしかった。

ごはんの後も、温泉に入り、マッサージを受け、リラックスした時間を過ごすことができました。

朝も、ホテルの温泉でゆっくり。

私はとにかく寒さが苦手なので、私には、露天風呂への道もかなりハードルが高く、まだ露天風呂を堪能してませんでした。彼が露天風呂よかったなー!と何度も言っていたので、意を決して露天風呂へ。

お風呂場から、20段くらいの階段を下って扉を開きます。

ぴゅーーーーーっと寒い風が。ブルブル震えながら、お湯のはってる道を10歩ほど(寒くて歩幅が小さくなってます)進むと、露天風呂。

すでに6~7人の方が入られていました。中心の岩陰のところがあいていたので、ぽとっとつかります。

露天風呂は、顔や頭が冷やされてるから、長いこと浸かってられるんだな~って今更なことを思いながら景色を眺めました。

左には、60代くらいの方3人くらいと孫と思われる子が二人。右側には60代くらいの方が二人。

聞くつもりは毛頭ないのですが、話が耳に入ってきて、右側の人たちは、遺族年金について、左側の人たちは、厚生年金と共済年金についてお話されてました。孫(推定5歳くらいと8歳くらい)が、私の横をゆっくり泳ぐような感じで行き来したり、雪を丸めて眺めたり。

こげ茶の木々が白い重い綿のお布団をかぶってるような山々の景色に、癒されたような、また、哀愁を感じたりしました。

帰りはバスで東京駅まで。

ほぼ熟睡。

いい旅でした!

-Journal 雑記