まず、どういう目的のマスクを作るか、ということについて。
国民生活センターが公開している報告書によると、彼らが調べた市販のマスク15種類では、漏れ率が40%以上ということで、ウィルスを吸い込まないという仕様は無理と理解しました。
ですので、作りたいマスクの最大の目的は、下記2つになります。
- なるたけ自分の唾を周りにまき散らさない。
- 自分の口や鼻を素手で触れることを軽減させる。
今のところ、サイズはS(子供用)、S/M、Rで考えています。
必要なもの
- 本体型紙 SS、S/M、R
- ゴム側カーブ型紙
- 表の生地:ネイティックフレッシュ
- 中心・口側の生地:プリントWガーゼ
- ゴム
- テクノロート
- #60スパン糸、針11番
- 2㎜幅の両面テープ
準備
- pre-shrink. 使う布を予め洗濯・乾燥させ、アイロンをかけます。
- テクノロート カットと加工(SS:8cm、他:10cm)
3.布のカット 3種:表、中心(裏)、口側(ポケット)
4.ゴムのカット(SS:25cm、S/M:20cm、R:20cm)
工程
1.表の生地を縫う。
2.中心(裏)の生地を縫う。
3.口側のポケットの生地を縫う。
4.中心(裏)と口側のポケットを縫い合わせる。
5.4の端にカーブの印をつけ、表の生地と縫い合わせる。①
6.マスク上部にあたる部分を縫い合わせ、鼻にあたる部分の裏側の縫い代を切り取る。
7.テクノロートを貼り付ける。
8.縫い代を中心(裏)側に倒してテクノロートの周りを縫い囲む。
動画準備中
9.顎にあたる部分、4cmくらいあけて縫い、縫い代を切り取る。
10. アゴの穴から表を出して裏返し、アイロンをかけて、アゴを縫い閉じて、サイドを縫う。
11.ゴムを通す。
次に、着用するとどんな感じになるのか紹介します。(続く‥)