Operation History 運営作業履歴メモ

blancoron(ブランコロン)の名前の由来について Where does the name, "blancoron", come from?

blancoronの名前の由来を紹介します。もともと違う名前を候補にしていて、それを止めて、生み出したこの名前。どういう経緯でこの名前にしたのか、のお話です。

最初は違う名前を予定していた

最初、予定していた名前は、「e.q.pha(イクファ)」でした。

これは、eco / education の「e」、creativeの「c」と同じように発音できる「q」、fashionの「fa」と同じように発音できる「pha」を組み合わせた造語です。母音である「e」は変換できないけど、「c」を「q」に、「fa」を「pha」に、文字をリメイクすることで、洋服リメイクのイメージをこの単語に表してみたのです。

※ちなみに、ecoの他にeducationも含めた理由ですが、この事業を始める前の前の前の職場が教育に関する研究所で、派遣で1年間だけ働いたのですが、この時から教育に関する事柄に目がいくようになり、教育って大事だわーーーって強く強く考えはじめ、教育や勉強、知識を増やすことについて熱く考えていた時期でした。私も知らないことが盛りだくさんあるし、勉強しながらそれをアウトプットするような、そういうものも構築したいと考えていました。

横須賀ビジネスオーディションでのダメ出し

私がこの事業を始めたのは、2010年度にあった横須賀ビジネスオーディションというのがきっかけです。

書類審査が通ったあとにあるプレゼンテーションの時、審査員の方々全員に「e.q.pha(イクファ)」がわかりずらいとというダメ出しがありました。考えに考えて、ひねりにひねって、すごい良いアイディア!と自画自賛していた渾身の単語です。納得できませんでした。

その年の年末、実家に帰省した際に、小中校と同じ学校だった友人に会い、この話をしました。しかし、「あれ?名前なんっていうんだっけ?」っていうのを、3回くらい聞かれて、「e.q.pha(イクファ)」をすぐに諦めました。長年の友人が覚えられないんだから、世の中の人だって覚えるわけないか、と納得しました。

新しい名前のアイディアはどうやってひねり出したか

実はビジネスオーディションは条件付き合格でした。合格の知らせを聞いたのは11月?12月?でしたが、3月までに物件を見つけてオープン準備ができたら助成金出しますよ、というものでした。なので、どうしても年末年始の休み中に新しい名前を決定したいと思いました。

私の求める名前の条件は、unique IDであること、何かしら自分に関連していること。

unique (ユニーク)ID(identifier)とは、固有の識別子、で、簡単にいうと、新しい単語のような、まだ誰も使っていない文字の組み合わせです。なぜユニークIDにこだわったかというと、ドメインを取得したり、アカウントを作成するのに、それはもうすでに使われていますと弾かれることを避けたかったからです。

それでまず、何かしら自分に関連していることで思いつく単語を書き出しました。その中に、「シロ」と「コロ」というのがありました。最初に飼った犬の名前がシロでした。次はコロ。

フランス語で白ってなんていうだろ?→blanc 

スペイン語のblancoと、ほぼ一緒…。
ブラン…。ブランコ…。コ…。コロ…。ブランコロ…。
…ブランコロン。のほうがリズムが良いような気がする…!書くとこんな感じ?「blancoron」

「blancoron」をGoogle検索。

当時のヒット数は、ビックリするほど少なく、というか0だったと記憶しています。カタカナのブランコロンで検索すると、もう廃盤になった商品の名前で数ページだけがヒットしました。

あ、もうこれしかない、って思いました。

まとめ

ということで、blancoron(ぶらんころん)の名前は、ユニークIDを作るために、昔飼っていた犬たちの名前、シロとコロをスペイン語などに変換して組み合わせた造語でした。私としては、2匹の狛犬が門番してくれている気持ちでいて、とても気に入っています。

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