このデコラティブなデザインのジーンズ、丈上げをしました。
価格は2000円とさせていただきました。
ダメージ残しと同じような手法で仕上げますが、難点が1か所。
裾についたボタンホール刺繍です。
刺繍をほどくわけにはいきません。では、どうしたのか。
せっかくなので、どうしたのかをご紹介します。
- 印をつける。
仕上がり線以外の印をつけます。 - カット ▼ サイドのテープを縫いほどいて、1のピンク線のところをカットします。
▼ 1のミドリ線のところ、カットします。
▼ 裾の部分もカットします。
- 合わせる ヘムの縫い代の部分を内側に入れて、アイロンをかけプレスします。
カットしたヒダは出したまま。▼ パンツに裾を挟むように合わせます。▼ ヒダ(凸)の部分は、パンツの凹の裏のように出るようにスライドインさせます。
- 縫う▼ 仮縫いをします。
とーこーろーで。
このパンツにはダメージ加工が施されています。
片方に、ちょうど縫いたい場所にダメージが。▼ そこで、そこには、当て布をしています。
▼ それでは、合わせたところを縫い合わせます。針は14番、糸は30番です。
▼ 例のボタンホール刺繍のところ。
ジーンズの色に近い色の糸で、軽めのミシンタタキ(刺し)をします。
▼ サイドのテープも縫い戻します。
- 仕上げ▼ 両サイドの部分、相当厚みがあって固くなっています。
ので、木づちで、叩いてならします。ならした後は、アイロンをかけておしまいです。