TOOLS 道具の紹介

このページでは、当店ブランコロンにて、洋服のお直し・リメイクに活用しているミシンやアイテムを紹介しています。

直線縫い用ミシン 2台 Sewing Machine

直線縫い用のミシンの紹介です。2台を所有しています。

メインで利用しているミシン:”SPUR90”

supr90JUKI社のシュプール90。メインで使用している職業用ミシンです。

「職業用ミシン 工業用ミシン 違い」で検索すると、こちらのサイトがトップにくるかと思います。家庭用ミシン・職業用ミシン・工業用ミシンの違いやそれぞれの特徴について詳しく書かれていて、私も勉強になりました。簡単に要約、一部抜粋させていただくと、ざっくりと分けた3種類のミシン(家庭用ミシン・職業用ミシン・工業用ミシン)、これらの違いは、「ミシンの回転スピード・ミシンの重量・モータの力」、にある、とのこと。(安藤ミシン商会

ミシンには、家庭用、職業用、工業用とあって、本体の重量は「家庭用<職業用<工業用」と重くなっていき、縫うスピードも、同じ順で早くなっていきます。モーターの馬力もしかり、同じ順で強いそうです。モーターの馬力が強いと厚物に対応できます。家庭用だとジーンズ(折布施縫い→4枚重ねx3つ折り=12枚重ね)などの丈上げは無理だと思います。

この職業用ミシンのシュプールはジーンズ対応できるのですが、このシュプールでも歯が立たない厚物があるので、当店では、ブラザーの工業用ミシンを厚物専用として使用しています。

2004年~2009年のいずれかの年に横須賀の石井ミシンさんで購入しています。中古で6万円でした。過去に2回修理に出していて、1回目は石井ミシンさんに依頼して3万円2回目は別なところで6万円。2回目の時は石井ミシンさんがお休みで、GWの時期だったのですが、急ぎで直す必要があって、横須賀でミシン直してるところを検索して出てきたところでお願いしました。もうこの修理費だけで結構良い中古のミシンが購入できる…って思いましたが、まだ使用したいと思います。

ジーンズ・厚物用:brother DB2-B714-3

ブラザー工業用ミシン、譲り受けた時すでに20年以上のアンティークでした。こちらを厚物専用として利用しています。

当店のミシンになった経緯は運命のミシンで説明しています。

オーバーロックミシン 3台 Serger

ロックミシンの紹介です。3台を所有していますが、使用しているのは2台です。

ベビーロック2本針4本糸ロックミシン衣縫人

よく使うオーバーロックミシンです。Tシャツのようなニット生地、布帛もの、スカート、パンツ、オーバーロックが必要なものは、ほぼこれ縫います。

(株)ジューキ、ベビーロックの衣縫人(いほうじん)の良いところは、糸交換のやりやすさです。本来わずらわしいルーパー部分の(機械の中を複雑に通る)糸通しですが、特許により衣縫人だけが搭載しているエアスルーシステム(自動エア糸通し)のおかげで、ボタンひとつで簡単に糸通しができるのです。エアスルーシステムが搭載されていないロックミシンを使ったことがあれば、絶対に感動します。また、「あこ~でおんレバー」というもので、縮縫いや伸ばし縫いが簡単にでき、とても便利です。

こちらBL57は、2010年末くらいにダイエーにあったミシン屋さんで購入しました。展示品の現品限りということで6万円でした。

本体の色が日焼けしていたようでしたが、性能に問題はないとのこと。当時はどこみても12万くらいだったと思うのですが、今まで見た中で一番安い!と思い、即決購入しました。それから頻繁に使っていますが、修理に出したことはありませんし、不具合も起きていません。

ベビーロックBL3-407

レトロな感じがとても気に入っている、同じく大変古いオーバーロックミシンです。3本糸です。こちらも、糸交換が難しいのもあって、生成り専用として利用しています。

でも、あまり生成りを利用することがなくて、しばらく使っていなかったら、モーターが空回りするようになり、使えなくなってしまいました。修理に出したら6万円でした・・・。毎日使わないとこういうことになるんだそうです。

これは中古で購入したもので、説明書がついてませんでした。ネットで検索したところ、ベビーロックBL3-407英語の取説がありましたので、念のためプリントアウトし引出に保管しています。フリーバージョン(無料)なので、全ページは揃っておらず、フルバージョンは買う必要があるとのこと。

石井ミシンさんで中古で6万円。購入したのは2004年~2009年のいずれかの年。シュプール購入した2年後のような記憶もあります。先に書きましたが、一度修理に出していて6万円でした。

オーバーロックミシン Yamato DC-1H

大変古いオーバーロックミシンです。説明書を何十回と読んで試してみても、どうもうまく機能せず、現在使っておりません。もし使える方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると嬉しいです。

復活しました。しっかりと説明書を読み込んで、図に穴が開くくらい見て見て見て、正しく糸を通すことができました。動き快調です。いつかこの復活についての記事を書きたいと思います。

以前、こちらの説明書があればコピーをくれませんか?という問い合わせをいただいたことがあります。その方に返信を書いてもお返事がなくて、とりあえず、スキャンしたものをPDFにしてダウンロードできるようにしたページをそのままにしていたんです。忘れたころに、別な方から、ありがとうメールをいただきました。使いたいけど説明書がなくて困ってる方、こちらのページをご覧くださいませ。

こちらは譲り受けたものです。運命のミシン

カバーステッチ 1台 Cover Stitch

ベビーロック ふらっとろっく BL725

カバーステッチ・チェーンステッチ専用のミシンです。カバーステッチは、Tシャツの裾の仕上げによく使われています。なので、Tシャツの丈上げ、袖丈詰め、スポーツウェア・ジャージ等のパンツの丈上げ、ニット(ストレッチ素材)のワンピースの丈上げ、などで使用します。チェーンステッチは、Tシャツの襟ぐりなどに使います。

この「ふらっとろっく」は、2012年12月にベビーロックBL57を購入したお店から購入しました。

いつかは欲しいと思っていましたが、検索してもだいたい12万円くらいの価格が表示されていて、まだ手が出ないわ…と思っていました。

事業を始めて1年もたたない時、たまたま、ベビーロックを購入したお店から、ダイエーから撤退するため、修理など依頼があったらこちら(千葉県)に連絡してください、というお手紙をいただいていました。ふと、ふらっとろっくはおいくらだろう?と値段を参考までに知りたくて、お手紙に書かれていた電話番号に連絡しました。

すると、そこのミシン屋さんが、今すぐ現金で払ってくれるなら6万円、とおっしゃるのです。年末だと安くなるのかな?

メーカー保証はないとおっしゃっていたのですが、調べると、ふらっとろっくにはもともとメーカー保証はありませんでした。購入するつもりでお電話したわけではないのですが、即決して購入しました。料金を銀行振り込みしてすぐにミシンが届きました。(たぶん)新品6万円です。

特殊な依頼品があってわりと荒々しく使ったこともあったのですが、こちらも壊れることも具合悪くなることもなく、一度も修理に出さずに使っています。

すくい縫いミシン 1台 Blind Stitch Sewing Machine

単環スクイ縫ミシン Yamato CM-251クラス(一般実用型のすくい縫いミシン)

Yamato すくい縫いミシン CM-251

すくい縫いとは、まつり縫いのように、縫い目が表に出ない縫い方です。スーツのパンツの裾、スカートの裾などに使われています。

すくい縫いミシンでは、1本の糸を使用します。針はカーブになっていて、一定の間隔で生地をすくって糸の輪っかに通していきます。一か所ほつれると、ピロピロピローーー!と簡単に解けます。おおよそ100番や90番の細い糸を使います。

こちらが当店のミシンとして活躍するようになった経緯は下記の記事に書いています。

アイロン Iron and Ironing board(編集中)

Q-ing(キューイング)吸引台の複合機1台

ナオモトの吸引アイロン台付きスチームアイロン、Q-ing(キューイング)を使用しています。アイロン台は吸引機能付きでキレイに仕上がります。

2016年6月に石井ミシンから購入しました。139,500円でした。5年使用しています。一度スチームが出なくなって焦ったのですが、タンク内をスポンジで柔らかく洗って、何度も水でゆすいだら出るようになりました。

ちなみに、アイロンに使う水は精製水を使っています。水道水でアイロンをダメにしたことがあるので、怖くて精製水しか使えないでいます。

サブアイロン1台 サブ吸引台1台


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