Alter, Repair & Upcycle お直し・リメイク例

デニムの裾上げ:剃刀で縫い目を解く using a razor to unseam the stich when it's thick fabric

デニムパンツ、ジーンズの裾上げをしました。-5.5㎝ 

  • 裾上げ 三つ折りタタキ 600円
  • ぎり20㎝幅以上 プラス200円
  • 縫い解きはあり
  • 太いヘム

金額:800円

納期:1営業日~

工程の紹介

使ったミシンの紹介

  • ブラザーの工業用ミシン(針は16番、糸は20番)

厚物はこのブラザーの工業用ミシンを使っています。

仕上がり線

裾から-5.5㎝のところに線チャコで線を引きます。

オリジナルのヘムは、2.5㎝。

カミソリでステッチを解く

多くのお直し屋さんではやってる縫い解きのテクニック。剃刀で縫い目を切っていく。私は人一倍ビビりなので、あまり剃刀は使わず目打ちで糸を解くのですが、今回のデニムは使っても大丈夫と思わせてくれるくらい厚地だったので使いました。(リッパーはどんな布でも穴を開けるリスクがあるので滅多なことでは使いません。)

切れ切れになった糸は、毛抜きで引っこ抜くのがスタンダードと思うのですが、私はあるアイテムを使います。

ギッターマンのリッパーのギャップ。消しゴムを使うようにシャッシャッシャっと糸がまとまってとれやすくなります。

カット線

ヘムは2.5㎝、内側に折り返す分を1㎝(オリジナルがそうなっていた)にしたいので、仕上がり線から3.5㎝のところに線を引き、カットします。

糸の選定とガイドラインの設定

当店にある一番太い糸、20番の糸の中から近い色を選んで、そちらを使いました。

ミシンでは、針の位置から2.5㎝のところにマグネット定規を設置します。

たたく→縫う

2回折って3つ折りにしたら、縫い代が重なるところ、木槌でサイドをつぶれるまで叩きます。

アイロン

最後にアイロンをかけて終了です。

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