![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_131117716_iOS-1024x512.jpg)
ワンピースのバストお直しです。生地が肌から浮いてしまっているので、それをフィットさせるようにしました。
料金は、3400円。
納期は、5営業日~。
LINEでご予約いただきました。最初にお洋服の写真を送っていただいて、ご希望のお直しを伺いました。事前にお知らせいただけると、ある程度の具体案を考えることができるので、とても助かります。当店にはフィッティングルームがありますので、ご予約してご来店いただければフィッティングします。
工程などの紹介
使用したミシンと糸
ミシンは、職業用ミシンのシュプールSPUR90を使いました。
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/sousakukoubou/cabinet/00379699/07542895/tl25sptop3.jpg?_ex=128x128)
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)
針は11番。糸は60番のポリエステル赤です。
解く
胸元のカップ2か所と中心を直したいのですが、そこにたどり着くまでに色々縫い解く必要があります。
まず、①ウエストベルトの下を縫い解きます。ここは、表の生地と一緒に縫われています。
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_130110381_iOS-1024x512.jpg)
ベルトの中、上のカップが縫われてるところを縫い解きます。
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_130202250_iOS-1024x512.jpg)
カップを外したら、今度は、2枚重ねて縫われているカップの間から、カップのサイド③④を縫い解きます。カップの裾中心がギャザーが縫われているので、狭い隙間から③(④)を目指すので、とても狭い空間で処置を施す必要があります。
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_130243643_iOS-1024x512.jpg)
バストカップにタックを入れる
サイドに伸び止めテープが仕込まれていたので、カットします。縫い解いて必要分縫い合わせて表地と裏地にタックを入れました。
切った伸び止めテープは重ねて縫い戻しました。これは、左右2か所同じ作業をします。
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_130403905_iOS-1024x512.jpg)
中心を重ねて縫い戻し
中心は、ギャザーを少し解いて、2㎝くらい重ねて縫い、縫い解いた時の②を縫い戻します。
![](https://blancoron.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/20220710_130528050_iOS-1024x512.jpg)
次に、ベルトの下を縫い合わせて、表側から縫い戻します。
最後にアイロンをかけて完了です。
このワンピースは、肩紐が複雑で、着るのが難しそうでした。
また、この肩紐の長さ調節で緩くなったりキツくなったりするようなので、フィッティングするときは紐の位置を記録しておこうと思いました。