裏地のついたコートの袖丈詰めをしました。料金は3675円です。
※お客さまのご要望で、飾りベルトを取りたいとのことでしたので、ベルト移動はないです。
工程を少し紹介します。
まず、短くしたい長さのところにチャコでマークして、ヘムの分、4cm下にもチャコで線を引いておきます。
そしたら、コートの裾から手を通して袖口まで手を通し、ひっくり返します。
次に、袖口のところ、ほどきます。
印のところ、カットして、裏に5cm幅くらいの芯をはります。
突然、話はかわるのですが、このアイロンに、アイロンカバーというのをしています。
こ、れ、が!
ものすごく!感動的なアイテムなんです。
いつも当て布をして、生地がテカらないように保護しながらアイロンをかけるのですが、その当て布を移動させながらアイロンをかけるのは、当店の狭い作業場ではとても煩わしい作業なんです。
そ、れ、が。
このカバーをアイロンに取り付けると、その「当て布を移動して」という作業がなくなります。アイロン自体に当て布がくっついてる感じ。
アイロンをかけながら、いちいち感動してしまいます。去年買ったもので、一番感動した代物。
では、話を戻します。
両端を縫いもどします。折り返したときに詰まらないように、長さを合わせて、「く」の字に縫います。
次に、裏地をカットします。
袖を表にしたら、中表になるように端をつまんで裏返します。
かなり表地と裏地の袖がクネクネしていて、わからなくなるので、いったん、ピンで留めときます。
そのあと、裏地と表地を中表のまま、縫い合わせます。
縫ったら、表に反して、出来上がり線のところ、折って、アイロンをかけます。
それだけでは、袖口が落ちてしまうので、また、裏に返します。そして、ヘムの端を、まつります。
また表に反して、仕上げに全体的にアイロンをかけて終わりです。もう片方もこれで。
どうぞご利用くださいませ~!