Alter, Repair & Upcycle お直し・リメイク例

パーカーをジップアップにリメイク、改良しました。

パーカーをジップアップにするリメイクです。

  • カンガルーポケット付き(加工賃 4000円)
  • サイズ10のゴツめ、逆開のファスナー(お客様の持ち込みファスナー長さ調整 200円)
  • 務歯は見せる。0円
  • 見返し無し。0円

他、消費税、往復の送料等ございます。

LINEでご注文いただきました。下記の記事をあらかじめ読んでくださったようで、非常にスムーズにご注文を受けることができました。ありがとうございます。

そして、私は文章が長くなりがちで、挙句にまとまってないことが多いので、お客様の簡潔な文の書き方、本当に参考にしたいと思いました。

襟ぐりの処理の変更

さて、いつものリメイクの工程は省きますが、1点、以前のやり方と違う方法にしたので、そこだけ紹介します。(2022年5月末からこの改良した方法にしています。)

過去の方法

フードを折り返す
バイアステープを施す

改良した方法

フード部分を縫い解くと結構な時間がかかってしまうので、コストダウンのため、フード分はなるたけそのままにしておきたかった。折り返すと厚みが出てロックミシンで縫えない。それで苦肉の策のバイアステープでした。でも、余計に手間がかかってるじゃないか!という葛藤…を経て、ようやくたどり着きました。

結局、フードを肩手前まで縫い解き、フードの長さを調整して縫い直すことにしました。さっさと観念してフードを縫い解けばよかった…。

長さの調整:フードを肩手前まで縫い解く

前身ごろが短くなるのに対して、フードは長いままなので、長さの調整をします。肩の手前まで縫解き、アイロンのスチームをかけてフードを縮ませます。

フードを縫い戻す

ファスナーの手前のところにフードを合わせてロックミシンで縫います。

ファスナー部分を折り返す

ファスナー部分をフード側に折り返して、縫います。

最後にトップステッチ

以前は、ファスナーを抑えるためのトップステッチを縫ってから襟ぐり部分を縫っていました。改良版では、襟ぐりを処置してから、トップステッチを縫います。

だいぶ、すっきりした方法になったと思います!

10年かかったわー--!!と何度も溜息と一緒に吐き出しました(笑)もっと早くこの方法にたどり着いて欲しかった…。でも、迷いが晴れてすがすがしい気持ちです。

今度は、オンラインショップでこれを注文できるようにして、お支払い方法にクレジットカードが使えるようにするのを目標にしたいと思います。

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